
こんにちは!江南市の接骨院:ほねつぎ極癒(ごくい)です。
姿勢が悪いと怪我をしやすい?日常生活で気をつけたい身体の使い方
「普段から姿勢が悪いんです」
「猫背だから、腰を痛めやすいのかな?」
「最近、ちょっとした動作で腰や肩を痛めるようになった」
このような相談を受けることがあります。
結論からいうと、「姿勢が悪い=必ず怪我をする」というわけではありません。
腰痛や肩こりなどの筋骨格系の症状は、姿勢だけではなく、身体活動量、筋力、仕事の内容、疲労、睡眠、心理的な要因など、さまざまな要素が関係します。
つまり、「姿勢が悪いから怪我をする」と単純に考えるのではなく、「普段どのような姿勢で、どのくらいの時間、どのような動作を繰り返しているのか」まで考えることが大切です!
「姿勢が悪い=怪我をする」ではありません!
まず、ここは非常に重要なポイントです。
「猫背だから怪我をする」
「反り腰だからからギックリ腰になる」
というように、姿勢だけを怪我の原因として決めつけることはできません。
腰痛などの筋骨格系の症状には、複数の要因が関係しているからです。
一方で、姿勢を見ることに意味がないわけでもありません。
姿勢は、その人が普段どのように身体を使っているのかを知る一つの手がかりになります。
例えば、
✅ 長時間同じ姿勢でいる
✅ いつも同じ方向に身体を向けている
✅ 同じ動作を何度も繰り返している
✅ 疲れてくると姿勢が大きく崩れる
✅ 重い物を持つ機会が多い
このような要素が重なっていないかを見ることが重要です。
① デスクワークでは「長時間同じ姿勢」に注意
パソコン作業をしていると、「気がついたら頭が前に出ている」「背中が丸まっている」「肩が前に入っている」ということはありませんか?
ここで注意したいのは、一瞬その姿勢になること自体ではありません。
むしろ、その姿勢のまま長時間ほとんど身体を動かさないことです。
2024年に発表されたコンピューター使用者を対象としたシステマティックレビューでは、長時間のコンピューター使用、反復動作、作業姿勢などが、仕事関連の筋骨格系障害と関連する要因として報告されています。特に腰、首、上背部、肩などが影響を受けやすい部位として挙げられています。
そのため、「常に完璧な姿勢を維持しなければいけない」と考える必要はありません。
それよりも、「同じ姿勢を長時間続けない」ことを意識してみましょう。
立ち上がる。
少し歩く。
座り方を変える。
肩や背中を動かす。
こうした小さな変化を日常生活に取り入れることが大切です。
② 家事では「前かがみ+繰り返し」に注意
主婦の方の場合、仕事だけでなく、毎日の家事も身体を使う活動の一つです。
例えば、
✅ 洗濯物を床から拾う
✅ 掃除機をかける
✅ お風呂を掃除する
✅ キッチンで長時間料理する
✅ 子どもを抱き上げる
✅ 買い物袋などを持って移動する
このような動作を毎日のように繰り返します。
一回だけなら大きな負担にならなくても、同じような動作を何度も繰り返すことで、身体への負荷が積み重なることがあります。
特に、疲れている状態で、
「前かがみになる」
↓
「物を持つ」
↓
「身体をひねる」
といった動作が重なることもあります。
ただし、ここでも、「前かがみになる=腰を痛める」と考えるのは適切ではありません!
大切なのは、「どんな姿勢なのか」だけではなく、「どのくらいの時間・回数・負荷で行っているのか」という視点です。
③ 「疲れている状態」も見逃せません
身体を痛めることを考えるとき、姿勢だけでなく疲労も重要な要素です。
例えば、
「朝は問題なかったのに、夕方になると腰が重い」
「仕事の終盤になると身体が思うように動かない」
「疲れている状態で子どもを抱き上げたら腰を痛めた」
という経験がある方もいるのではないでしょうか。
つまり、姿勢だけを見るのではなく、「姿勢+動作+疲労」まで考えることが大切ということです。
④ 「良い姿勢を保つ」より「動ける身体」を目指す
ここで勘違いしてほしくないのが、「常に背筋をピンと伸ばしていれば、怪我をしない」ということではありません。
人間の身体は、動くためにできています。
座る、立つ、歩く、しゃがむ、身体をひねる、物を持つ・・・こうした動作を、その場面に合わせて変化させることが重要です。
そのため、当院で姿勢を見るときも、「背中が丸まっているからダメ」と単純に判断するわけではありません。
立っている姿勢だけではなく、座る・歩く・しゃがむ・立ち上がる・身体を動かすといった動作も確認します。
そして、
「どこが動きにくいのか」
「どこに力が入りやすいのか」
「左右で身体の使い方に違いがないか」 など、身体全体の動きを確認します。
姿勢を見るときは「形」だけでなく「機能」を見る
姿勢について相談される方の中には、「猫背だから悪い姿勢ですよね?」と、ご自身の姿勢を見た目だけで判断される方もいます。
しかし、姿勢は単純に「良い・悪い」の2つに分けられるものではありません。
重要なのは、その姿勢で無理なく動けるのか。同じ姿勢を長時間続けていないか。必要なときに別の姿勢へスムーズに変えられるのかということです。
例えば、立っているときに少し猫背に見えていても、問題なく歩いたり、しゃがんだり、身体を動かせる人もいます。
逆に、一見きれいな姿勢に見えても、同じ姿勢を長時間続けて身体をほとんど動かさなければ、負担につながることがあります。
「きれいな姿勢」だけを目指すのではなく、「状況に応じて身体を動かせること」も大切です。
姿勢を見直すことは「怪我を防ぐ準備」の一つ
姿勢を整えれば、怪我を100%防げるわけではありません。
しかし、
「いつも同じ姿勢になっている」
「左右どちらかに体重をかける癖がある」
「疲れると身体の使い方が変わる」
「しゃがむ・立ち上がる動作が苦手」
といった自分の身体の特徴を知ることは、日常生活で身体を安全に使うための一つのヒントになります。
姿勢を良くすることだけを目的にするのではなく、身体を無理なく動かせる状態をつくること。
これが、日常生活で身体への負担を考えるうえで大切な考え方です。
こんな方は一度、身体の使い方をチェックしてみましょう
✅ デスクワークで長時間同じ姿勢になっている
✅ 家事で前かがみになる時間が長い
✅ 仕事の後になると身体がかなり疲れている
✅ 重い物を持つことが多い
✅ いつも同じ側で荷物を持っている
✅ 座る・立つ・しゃがむ動作が苦手
✅ 最近、ちょっとした動作で身体を痛めることが増えた
「怪我をしないために、無理に良い姿勢を作る」のではなく、まずは、自分が普段どのように身体を使っているのかを知ることから始めてみましょう。
ほねつぎ極癒では、姿勢の見た目だけを確認するのではなく、立位・座位・歩行・しゃがむ動作などを確認しながら、身体全体の状態をみていきます。
「最近、身体を痛めやすくなった」
「同じ動作をすると、いつも同じ場所がつらくなる」
「姿勢だけでなく、身体の使い方も見てほしい」
という方は、一度ご自身の身体の使い方を見直してみてください。
ほねつぎ極癒(ごくい)
〒愛知県江南市般若町宮山29-1
☎0587-22-7906

